ブリーダーになるのは大変?!簡潔にレクチャー!!
2023/08/11
お客様の中には稀にブリーダーになるにはどうしたらいいですか?など聞かれることもあります。その中で簡潔にご紹介したいと思います。当舎もホームブリーダー(副業)が始まりでしたので繁殖する事をお断りすることはありません。その中でお客様にはブリーダーにになると犬・猫のお世話で旅行はほとんど行けなくなりますとは伝えます。信頼できる従業員などがいれば大丈夫ですけどね。
ブリーダーになる試験や手続き
必要最低限の準備など
ブリーダーになるためにはまず、ペットショップやブリーダーなどで実務経験を積まなくてはいけません。実務経験を積んだら、そこで実務経験の証明書を発行してもらいましょう。ここで発行してもらえないなどトラブルも少なからずあるようです。退職して独立するということになりますからね。
そしたら、第一種動物取扱業の申請をしましょう。県によって申請する管轄が違いますので事前に調べておきましょう。茨城県は動物指導センターが管轄となっております。保健所が管轄となってる地域もあります。
準備できたらブリーダーとして登録する施設の準備です。お住まいの場所や市街化区域で登録できない場合もあるので事前に役所や保健所に聞いておきましょう。
そして、2022年より愛玩動物飼養管理士の資格も必要になります。テストで合格する必要がありますのである程度の知識は必要になります。このテストは開催している所がいくつかあります。
上記二つが準備できたら、施設内を審査してもらい合格しましたらブリーダーとしての一歩となります。
必要な数の親犬や親猫を育てて、元気な子犬や子猫を産んでくれることでしょう。
第一種動物取扱業には何種類かあります。
販売 ブリーダーやペットショップで繁殖や販売
保管 トリマーやペットホテルなど預かる場合
貸出 ペットレンタルで貸出す場合
訓練 トレーナーでしつけをする場合
資格を取得し審査が通ったら
繁殖前に親犬・親猫の血統書の名義を変更しておきましょう。
犬の場合はジャパンケンネルクラブがほとんどです。
猫の場合は沢山ありますが当舎はアジアキャットクラブになります。また、アジアキャットクラブの取次所にもなっております。
そして、親犬や親猫を交配させ、特定の犬種や猫種には遺伝子検査をやっておかないといけない場合があるので注意しましょう。遺伝子検査でアフェクテッドの結果が出てしまった親は繁殖に向きませんので中止してください。
交配後、犬猫ともに60日前後で出産します。そして、親元でスクスクと育ち、生後57日から外部への移動ができるようになります。もし、お客様に見学を勧める場合は生後45日以降がお勧めです。あまり早すぎるとイメージがつかめなかったり、性格も全然出ておりません。生後57日経ってのお迎え頃でも性格がはっきりしないことが多いです。
生体の行き先を決めよう
子犬・子猫が生まれたら、新しいご家族を探さなくてはなりません。少数の子達であれば直接販売して探したほうがいいです。以下の販売方法があります。
①直接販売‥ホームページを作成して集客したり、有料の生体販売サイトを利用
ホームページは維持費がかかり、有料の販売サイトは手数料がとられます。
最近はSNSを利用して集客することもできるので一つの手段として利用してみるのもいいでしょう。
②ペットショップ契約‥直接、ショップの方と取引できます。
特に手数料は取られることはありません。
③オークション‥生体オークションに出品して、バイヤーが落札するシステム
年会費や出品費用がかかります。
また、直接販売したほうがどのようなお客様が迎えられて、どのように育ったのか分かるのが分かるので良いかもしれません。
公式LINEアカウントは無料でできますので利用するのもいいでしょう。
次回は
「新しくなった動物愛護法」に触れたいと思います
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SUZUKI BREEDER
住所:
茨城県古河市仁連768
電話番号 :
080-3490-5566
茨城県で子犬の販売に対応
大切に育てた子猫を茨城県で販売
良質な子犬・子猫を茨城県で販売
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